この「女のきもち」シリーズは、フェロモン美肌組のニュースレターで、私からお客様への個人的なメッセージです。随所にパーソナリティがあふれていたのでしょう。多くの反響をいただいたのでブログとして公開初めました。
 

ストレスの原因、身内との人間関係を向上するために☆ – No.15 齋藤天津子のパーソナリティ-女のきもち

前回は職場での人間関係のアイディアでした。今回は家庭での人間関係についてです。

たとえ一人暮らしの方でも、親・兄弟姉妹、子供、舅姑、祖父母、叔父母、甥姪従兄弟など、ファミリーの人間関係の良し悪しも、幸せへの重要なファクターです。

家族には他人より愛情が深い分、憎さも百倍になる事がありますから、もつれると坂道を転げるように感情が行き違います。

ちょっと見には社会的地位が高い、立派なお宅でも、家族に弱点があり、問題が内在されている場合もよくあるんですよね。

逆に言えば、その人の幸せ度は家庭を見ればわかるとも言えます。今の時代、三代立派に持ちこたえている家は、相当努力していると言われています。

そこにはキーマンといえる大人な女の存在があり、家族との人間関係が順調に保たれているのです。

家族一人一人の生活習慣が集まり、家風をつくりますが、うまくいかない時は、ちょっとした事で、歯車が狂い出し、止めようもない悪循環になる事さえあるでしょう。

家族のしみじみとした幸せ感にはかなり 時間がかかりますよね。10年や15年でも子供はまだまだ成長半ばだからです。最近感じるのは、コツコツと何十年も続けて初めて、到達できる領域に手が届く気がしています。

家族に恵まれるかどうかは、自分では決められないですから、つらいところです。そうなると、たとえどんな境遇になったとしても、そこは必要な「修行」の場らしいです。

どうせやるなら、後ろ向きより、前向きな方が、自分のため、家族のためにもなるのです。そうしてるうちに、だんだん 善循環に回っていくと、周りが貴女を見る目が変わってきます。

間違っても嫉妬、ねたみ、そねみ、策略、誹謗中傷の感情に振り回されないで下さいね。

周りに見抜かれて、人間関係に恵まれず、晩年が幸薄いものになっていくのがおちです。心で泣いても、できるだけ顔で笑っていれば、家族は不思議に救われて乗り切っていけます。

自分の中の女を大切にして、ほほえみましょう。最初は演技でも習慣になると楽になるから不思議です。

先日、私は家族との距離感って、ものすごく大切だな~と気づかされました。家族一人一人と、どのくらいの距離を保つのか、どのくらいの間を取るのか、グッドタイミングとはいつなのか、これものすごく大事なオトナな女の能力ではありませんか?

離れた方がいい時に詮索しすぎたり、
ぐっと近づいた方がいい時に、離れすぎていては、
どうも人間関係の勝者にはなれないようです。

K・Yというのは、家族にこそ気をつけた方がいいようです。
「えっ?私一人がそんな事まで気遣いしなくちゃいけないの?」

確かに面倒ですよね。でもね、家族の幸せは、貴女にはねかえってきます。いわばそれはオンナの実力の一つです。能力・スキルと言ってもいいでしょう。だから自分のためにもスキルアップしましょう。

自分だけ損をするのじゃないのです。貴女の器量と家族の幸せ度は比例していて、貴女の器応分に、家族の幸せは訪れます。でも貴女だけが「がまん」するのはよくありません。

がまんしている女性というのは、傾向として、冷たく攻撃的で、競争的です。人や物事を
コントロールしたくなっています。内側にある自分の感情を切り離して、悲しみを
感じないようにし、やりたい事までわからなくなっているのです。
そのせいでいつもイライラしています。こころ当たりがありませんか?

逆に、「くっつき」すぎる場合もあります。その傾向は、「与えてくれない」と、自分を犠牲者にしたり、受身になりすぎたりします。自己否定をしたり、誰かに気に入られるために、やりたくない事までやってしまったりです。

要するにどっちにも傾かない、中庸がいいのです。中庸でほほえむ女です。(笑)

次号でまたお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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