この「女のきもち」シリーズは、フェロモン美肌組のニュースレターで、私からお客様への個人的なメッセージです。随所にパーソナリティがあふれていたのでしょう。多くの反響をいただいたので、信頼の輪が広がればと思い切って少しづつ公開しています。
 

社員のしあわせを追求する会社でありたい – No.2 齋藤天津子のパーソナリティ-女のきもち

今雇われている会社に満足してる方は、それだけでものすごく幸せな方です。

馬車馬のように働くのが当たり前か、「明日からもう来なくていい」と言われるか、どっちしかないせちがらい世の中ですから、まさか「社員のしあわせを追求する会社でありたい」とは立派です。

(以下抜粋)
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【成長」にあえて背を向けている企業がある。この会社が重視しているのは従業員の幸せと企業の永続。そして、それを実現するために持続的な低成長を続けている。

人事制度は終身雇用の年功賃金。地域社会への投資も惜しまない。
それでいて、10%を超える高い利益率を維持している。

この会社の名は伊那食品工業。国内シェアは約80%、世界シェアでも15%を占める寒天のガリバー企業です。 社是は「いい会社をつくりましょう」。

その言葉通り、業績や財務に優れた 「強い企業」ではなく、従業員、取引先、顧客、地域社会など会社を取り巻くすべての人々にとって 「いい会社」であることを目指している。

下請けを叩くことはなく、地域社会への継続的な投資も惜しまない。

利益至上主義が幅を利かせるこの時代、企業の多くが失った何かが今なお残る。】
……………………….

これはもしかして、将来にわたり企業観を変えるほどの経営モデルではないかとさえ感じました。利益のために偽装までする会社ばかりですから、社員の幸せを追求し続けるなど驚きに値します。

それには社長の信念と、たぐいまれな経営努力がいるでしょう。しかも周りには儲け主義の会社ばかりで、 先例はほとんどありません。 いえ、ありました。

私が以前扱っていたM化粧品や、今の当店の秘密コスメもそういう会社です。

売上至上主義の会社ではないので、まったく広告をしません。

これだけの品質があれば、広告をすればもっと売れるだろうと、ふつうの社長ならそう考えることでしょう。私も根掘り葉掘り、社長たちに質問したのは、この点でした。

しかし聞けば聞くほど、広告どころか、タイアップさえ断り、美容部員さえいない非常識な化粧品会社は、儲け主義とはまったく違う理念を持っています。普通の化粧品会社なら広告にかける費用や余力を、工場で寝泊りするように手間ひまかけて製造している、品質はその努力によって生まれています。

寒天であろうと、化粧品であろうと、物づくり、サービスづくりに信念があり、経営のバランスを常に考え

儲け主義のスパイラルにおちこまない、堅実な会社は、繁栄する時代を呼びこむ新しい会社なのです。

自然災害や経済危機は、人が生きていくよりどころが、物やお金より、人のきもちへとシフトしなければならない事を教えてくれました。

先日通販でお買い物した時に、オペレーターに予期しない質問をしてみました。すると、それまで流れるように答えていた担当者が急に愛想が悪くなりました。マニュアル通りの対応と効率を、お客のきもちより優先しているのです。

こういう客側として感じた事は、すぐ改善できる点が、当店のような小さいお店の利点です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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