オーダーサプリメントクリニック受信日記

「オーダーサプリメントクリニック受診日記」のatsukoです。

この「オーダーサプリメントクリニック受診日記」のコンテンツは主に2つあります。

  • サプリメントクリニックでの血液検査結果を踏まえた上での「オーソモレキュラー栄養医学, 分子栄養学, 分子整合栄養学, 分子整合栄養医学, 分子矯正医学」をキーワードとする、個人別サプリメント処方に基づくオーダーサプリメント摂取の個人的な体験を提供。
  • その改善していく症状の中で、とりわけ個人的に悩みの深い、慢性的な便秘の解決のためにたどって来た道、健やかな日常をおくるための一消費者の体験談。
  • このブログの記事一覧はこちらです。2004年から続けています。

    血液検査表をどう読むのか?

    10年以上ぶりに血液検査を受けにYクリニックへ!で書いたように、血液検査を受けた後に受け取る「血液検査結果表」の読み方についてです。

    検査結果を見ながら、担当看護師がまずしっかり説明してくれた後に、Yクリニックの院長が医師として質問に答えてくれましたが、結局、自分自身では受け取った「血液検査結果表」の読み方はわからないわけです。

    これは医師であっても、専門の知識がないと難しいとはわかっているので、自分の「血液検査結果表」の読み方が患者にできるわけはないのですが、大枚払って血液検査を受けてるのに、自分で意味がわからないというのは、あまり納得がいかない事ではありますよね。

    つい最近三石巌先生のこの本を読みました。すると「血液検査表をどう読むか」が載っていましたので、その部分をまとめてみる事にしました。

     

    この本にまとめられている「血液検査結果表の読み方」

    血液検査結果表の読み方はぜひ理解したいと願っていたので、記述を表にまとめました。

    項目数項目名内容備考
    1アルブミン水溶性タンパクの総称。低たんぱく血症は低アルブミン血症の事。アルブミンの合成は肝臓である。不足の原因は肝障害か栄養不良。ネフローゼ。心臓か腎臓に故障があってむくみがある時水分が多すぎ血液が薄められる時、低アルブミン血症の傾向が現れる。
    2血清タンパク多種蛋白の混合物で分離時蛋白分画と言う。
    3TTTチモール混濁試験の頭文字。血清にチモール試薬を加えるとアンモニアや硝酸塩など血中に微量しかない物質が検出。その量を調べる試験。
    4ZTT硫酸亜鉛混濁試験の事。肝硬変があるとこの数値が大きくなる。
    5CCLF(血清膠質反応)試薬を入れ沈殿ができるかどうかを検査肝機能やリンパ球系細胞の異状をみる検査
    6黄疸指数黄疸の程度を表す次のビリルビンの濃度を測る方法
    7ビリルビン胆汁色素の主成分。大便を染めている色素。これが血中に大量にでてくれば黄疸
    8ALP酵素の一種。肝臓・胆道・骨などに異常があると数値が上昇。光化学スモッグにやられても高値になる
    9フォスファターゼアルカリ性・酸性で働く酵素。この数値は前立腺に異常があると高くなる
    10コリンエステラーゼ酵素の一種。アセチルコリン神経伝達物質を分解この数値が高いのはネフローゼ、甲状腺機能高進症、低いのは肝硬変・慢性肝炎・ガン・甲状腺機能低下症・有機リン中毒等
    (この表はまだ続く)

    この表はまだまだ続きます。長いので、PDF化してダウンロードできるようにしました。 「血液検査を受けたけど結果を見ても意味不明?」と多くの方が思われるはずです。よかったらダウンロードしてお使い下さい。

    それではまた次回に。