人生にはいろいろなセレモニーがある。
セレモニーを省略して生きている人もいる。確かにセレモニーをしなければ経費節減にはなるだろう。
でも私はセレモニーこそが人の尊厳だと思っている。
セレモニーはけじめ。セレモニーは本番のステージ。
本番に強いかどうかで人生は決まるのだ!
本番を省略するなどという価値観では、いい加減な人生になる気がしてしまう。
そこでやってきました。桜のはなびらが舞っている、ここは、郊外の日本庭園に立ち並ぶ、世界遺産の合掌造りのお座敷。
会食まで少し散歩してみた。つれの和服美人が絵になってしまう日本庭園。
さてお食事は、庭園の中に1戸づつ散在する、こんなお部屋でした。
楽しみにしていたお料理のコースは鯉のお刺身にした。まずはつきだし。
これはがんもどきなんだけど、これがすごくおいしくておどろき
これがメインの鯉のお刺身です。食感がぷりぷりしてた。酢味噌がおいしい。
これは鯉の洗いというらしいです。
放し飼いの専用養鶏場で育てた地鶏と牛肉をいろりの炭で焼く。
岩魚の塩焼き。頭から食べれるほどやわらかく焼いてあっておいしい。
麦とろろのごはんとつけもの。
デザートは上品な甘さのあんこがはいっているうぐいす餅。
帰りに庭園を散歩したら、
水芭蕉の花が咲き乱れていました。
だんだん陰っていく日がまたいい風情です。
ロケの現場のような坂道を駐車場まで、のんびり歩いて、
セレモニーの場数を増やすほど勝負なステージに堂々とした、オトナの女に成長できるってわけ。。